月別アーカイブ: 2014年11月

抗がん剤治療の途中結果

バフの抗ガン剤治療を開始してから約1カ月半

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一番嬉しかったことは、走れるバフの姿を再び見れるようになったこと。

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悪性リンパ腫と診断される数週間前、短距離の散歩で息切れが激しかった頃を思い返すと現在のバフは信じられないくらい状態がいい。走ることはもちろん、もう散歩は出来ないものだと思っていたから。

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抗がん剤治療を選択して良かったと思うこと。それは例え延命治療であっても、生き生きとしたその子本来の姿にもう一度戻してくれるということ。

14日金曜に

毎週火曜日がバフの通院日になっているのだけど、フラフラしたり、うずくまったりと様子が心配なので14日の午前中病院に電話をしてみた。「今日来れますか?」とのこと。

こういう時(急な容態の変化)、遠方の病院だと何かと不便だなあ~。。。気持ちは今すぐ連れて行きたい!のだが、バフのかかりつけ病院は車で片道50分はかかる距離。仕事の時間を調整しながら予定をどうにか組んでみた。午後の診療16時には行けそうだ。

先生に診療をしてもらい血液検査。貧血だと数値ですぐに分かるらしい。結果は赤血球・白血球とも標準値。つまり貧血ではない。ただ、うずくまるということは身体に何らかの異常があるかもしれないということで次回、火曜日の診療時にエコーなどの検査を併せて行うことになった。ひとまず貧血ではないようで安心。

酸素ハウス

さっき、バフの耳や歯茎を覗いてみたら白色でビックリ。いつもはピンク色なのに。
今ヒート中ということもあり、飼い主としたら貧血を疑っています。
最近、稼働させていなかった酸素ハウスの電源をON(返却していなくて良かった。。。)
今晩はハウスの中で寝てもらおう!!少しでも良くなりますように♪

副作用!?

今まで抗がん剤の副作用がなかったバフ。今日はじめて調子を崩している。副作用?? ずっと家のあちこちをフラフラ、フラフラ歩いては急にバタンと座り込んでまたフラフラ。普段は部屋のど真ん中を占拠しているんだけど、今日はなぜか部屋のせまっくるしい四隅が彼女の落ち着く場所のようだ。小さな空間を見つけてアゴを突き出し息をする。人目につかない場所と、ヒンヤリした空気が彼女を癒してくれているのだろうか。そういえば、昨夜寝ている時バフが何度も体をピクピクとさせていた。この2点が今のところ気になる症状。ご飯を食べていることと、排泄は今まで通りだから様子を見ることにする。

昨日の通院日記

一昨日、バフを連れて動物病院へ。今回で6回目の抗癌剤投与となる。
3日前にバフのヒート(生理)がはじまったことを先生に伝えた。バフは避妊手術をしていない。「発情がはじまったのですね」と先生。獣医師の間では犬のヒート(生理)の事を”発情”と呼ぶらしい。

発情って、、、ちょっといやらしく聞こえるのは私だけ??(笑)

それはそうと、過去に避妊手術を済ませていないことは場合によって癌治療の妨げになってしまうらしい。なぜかと言うと、子宮蓄膿症の問題。

※子宮蓄膿症とは=子宮の内部に膿がたまる病気。牛・犬のメスに多い。メス犬の場合、発情を終えて2~3週間経ったあたりが要注意だとか。この期間中、ホルモンバランスの悪化・免疫力の低下などあれば細菌(大腸菌等)が膣から子宮内に進入しやすい。いわゆる細菌感染症。避妊手術を受けていれば予防可能だと言われています。

この子宮蓄膿症とやらは、とても厄介で悪性リンパ腫よりも進行が早いらしい。発症後2~3日で命とりになるくらい。もし子宮蓄膿症になった場合 現在進めているリンパ腫の治療よりもそちらを優先しますとのこと。全身麻酔の大掛かりな手術だ。聞くところによると、アメリカンコッカーは子宮蓄膿症にかかりやすい犬種だとか。

過去に避妊手術を済ませておけば良かったと後悔。。。今後は、細菌感染症をおこさないように出来るだけ気をつけるしかない。

今回の抗癌剤は、初回に投与してもらったものと同じ。今までに3種類の抗癌剤を投与してもらったが、何となくこのタイプはバフに合っている(しこりの引きが早い)感じがするなあ。

明日は動物病院へ

明日は飼い犬バフの通院日。次回で5回目の抗癌剤投与になります。我が家の通院スタイルは、午前中病院にバフを預け夕方にお迎えに行きます。抗癌剤自体はそんなに時間はかからないのですが、血液検査~抗癌剤投与~様子見などの流れで約5時間程病院にいる状態になります。いつも長時間、吠えもせず耐えてくれているなあと思います。じーっとしているのはつらいよね。でもそんなバフのお陰で、スムーズに治療が進み毎回通院出来ています。ありがとう。

病院の先生やスタッフさんも長時間バフの事を見て下さりいつも感謝しています。そして毎回、我が家から50分はかかる病院までの送迎をして下さっているペットタクシーさんにもお礼を言いたい。本当、周りの人があってバフの体力があってこうやって治療に専念できること、全てがありがたいです。