バフ通院日記(抗がん剤治療)」カテゴリーアーカイブ

酸素ハウスが改良されていました。

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酸素ハウスでお世話になっていた(株)ディレクトリーさん。バフが亡くなる10日程まえに、レンタルを再開していました。もう返却していますが、、、その時に少しだけ仕様が変更になっていたのでご紹介しますね。

まず酸素を発生させる本体部分がお洒落に♪ あと、除湿機能がついたそうです。最初、酸素ハウスをレンタルした時に気付いたのですが酸素ハウスが必要なワンちゃんって、呼気が荒いんですね。

呼吸が苦しいからですが、ハアハアハアと息をするので必然的にハウス内に水蒸気が発生しやすいんです。その為、ハウス内のケースが曇りやすく中が見えにくいのと、ハウス内の湿度がやけに高くなってしまいやすいんです。私は、何度かタオルで中を拭いたりしていました。

なので、除湿機能がついた!というのはとてもいいなあと思いました。これからレンタルされる方にとっては嬉しい仕様になっているんじゃないでしょうか。

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ケージはそのままです。が、いいものをしっかりと取り入れる(株)ディレクトリーさん。今後も期待しています。

3/5 お空に

当ホームページ&ブログにご訪問下さりありがとうございます。
実は、バフが3/5 深夜1時にお空に旅立ちました。
翌々日には誕生日を迎え6歳になる予定でした。誕生日を迎えることができないまま一生を終えました。

その日の朝は、いつものようにウロウロしていて ベッドに昇ったり降りたり出来ていたのでまさか深夜にお別れがくるとは思っていなかったです。あと、1週間はもってくれるものだとばかり考えてました。

私が外出先から帰宅したのが4日の23時。ベッドに横たわるバフの様子が一目でおかしいと思いました。瞳が上下に小刻みに動いており、まっすぐ焦点が合いません。呼吸がやや荒く、ぐったり。お別れを迎える約2時間程、抱きしめたり 顔を包みこんだり。。。

泡を吐いたり嘔吐をした後、呼吸をしなくなり体が硬直状態に。
温かい体は冷たくなるのがとても早くて。
深夜からそのまま寝れずに一夜を過ごしました。
冷え切った夜に、もう動かなくて冷たくなった体をなでながら。

翌朝、ペット葬儀社に電話をして火葬をしました。
それから数日後にお世話になったペットタクシーの会社や、病院、酸素ハウスのレンタル会社にご報告をして。

奇跡が起きることを夢見て2020年東京オリンピックをバフと一緒に見れることを願って続けていた闘病日記もここで終了になります。

リンパ腫と診断され抗がん剤治療をはじめたのが2014年9月29日 命という幕を閉じたのが2016年3月5日。約1年5ヶ月の間、3度目に渡る抗がん剤治療の途中でした。よく頑張ってくれた。バフありがとう。お世話になった病院の先生方、スタッフの皆さん、ペットタクシーの下江さん、アニマル+さん、酸素ハウスレンタル会社の峯松さんありがとうございました。当ホームページ&ブログをご覧下さった皆さまありがとう。

3/4 近況

先月の2/19から急激に悪化。思えば2/12に打った抗がん剤から効きにくくなった。顎、肩のしこりがだんだんと大きくなり、固くなる。2/26から3/1まで急遽、5日連続抗がん剤投与の治療になる。1/5量ずつの投与。家中、糞尿の垂れ流し状態だが仕方がない。毎日、病院へ通うと日付の感覚がなくなる。2/26の夜からごはんを食べる量が減る。2/27 完全に食べなくなる。2/28病院で頂いたヒルズの缶詰を与えると、がっついて1口食べる。お好みの味なのかな。本日から酸素ハウスをレンタル。2/29ヒルズの缶詰さえも食べない。3/1~3/2食べない。3/3チーズ味の半生のおやつと、ボーロを与える。食べた。3/4食べない。水は飲む。

喉のしこり、および鼻の中の腫れ(粘液質の鼻水で固まっているのか)で呼吸が非常にしずらい状態。固くなった鼻をふやかして、鼻の中を掃除する。

近況

明けまして おめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

全然ブログが更新できておりませんでした。

バフの近況ですが12月末に「再々燃=癌が再々発している」と告げられ、当初12月末で終了予定だった治療が変更となり、新たな薬剤を組み合わせての治療を開始することになりました。これにより2週間に一度の通院が、再び1週間に一度のペースに。さらに本年は驚くことに、1/1の元旦朝から治療スタート。。。

1/8の診察日に、院長先生と改めて色々お話をしてみました。今、どういう状態か。どこまで(命が)もつか。あと、使用できる抗癌剤がどのくらい残されているか。

バフは見た目、とても元気です。よく食べ、よく吠え、走り回ります。
ただ、顎下のしこりが引きにくくなってきていたり、足に新たなしこりが出来始めました。

新たな抗がん剤は、効きがとても良く順調だったのですが2回目の投与翌日に副作用で顔が腫れあがってしまいました。アレルギー反応を起こしている可能性があるので、この抗がん剤はもう使用できないとのこと。

ちなみにバフは抗癌剤治療を開始してから1年4カ月が経過しようとしています。通常のリンパ腫で、抗がん剤治療による延命期間は「10カ月~12カ月」とされているそうです。そう考えると、平均以上生存している。

院長先生の目標=寿命であろう最終地点は「2年」だそうです。私も、どことなくそんな気がしています。バフと一緒にいれるのは、長くともあと8カ月。

現在、バフに使用してもらった抗がん剤は6種類。他には3~5種類ほど使える抗がん剤が残っているそうです。最後、どの抗がん剤も使えなくなった状態が正直怖いです。

「最期を迎える時、せめてこの子が苦しまない状態であって欲しい。」先生に伝えてみました。

今お世話になっている動物病院へはじめて連れて行った状態のバフは末期に近く、顎下リンパの腫れで喉がおされて息が出来ずチアノーゼ状態になっていました。最期、またその状態で亡くなることがあるのだけは避けたい。

安楽死は今のところ考えていませんが。喉の腫れで呼吸が出来ずに命を落とすことだけは、どうしてもどうしても避けたい。

横でぐっすりと、気持ちよさそうにいびきをかいているバフを横目に飼い主は、ふと夜更けに考えてしまいました。リンパ腫って、不思議な病気。見た目にはとても元気なのに。確実に、内面は密かに弱ってきていて。そのギャップに悩まされます。

バフ今の状態

2か月程、ブログの更新が出来ておりませんでした。
その間のことを。。。

比較的順調だった抗がん剤治療ですが、11/18の診察日に「抗がん剤が効きにくくなっている=癌が抑え切れていない」状態であることが判明しました。

具体的には、顎下のしこりが大きくなっていること。足のリンパ節にしこりがみられること。

バフの場合、昨年9月の初診時に「顎下のしこり」と「肩のしこり」があることは分かっていたのですが、新たに足のリンパ節にしこりが出来始めたのはショックでした。

12月末には2回目の抗がん剤治療が全て終了する予定です。急激に大きくなっているわけではないので、経過観察の状態で抗がん剤治療を継続しています。どうかこれ以上に大きくなりませんように。

1年目

昨年の9/29 バフがリンパ腫と診断されてから1年が経過しました。早いなあ~。ほんと感慨深い!!今年の3月に再燃してから2回目の抗がん剤治療中ですが、1回目の抗がん剤治療と比較するとやはり体調は安定していません。見た目は元気ですが。

どう安定していないかと言えば
●1回目は白血球の数値が足りなくて抗がん剤が打てないという事はなかったのですが、2回目では起こってしまいました。また基準値に達してもギリギリの数値だったり。。。

●目の症状(充血、目ヤニ、瞬膜の腫れ)が出やすくなっている。すっきり治るということはなく、目薬でコントロールしている感じです。

最近、気になっているのは口臭 そして口角が腫れやすく感じます。先生からすると気にならないレベルのようですが飼い主の考察として明記します。

とりあえず!1年を乗り越えれたことが嬉しい。2年目も一緒にいたいな♪

8/16通院日

今日はバフの通院日でした。4日前の8/13 朝の起床時の出来ごとですが、左目瞬膜が肥大し目の外側に飛び出しました。例えると、大きくあっかんべーをした時の目にそっくりです。瞬膜からは若干の出血がありました。今までも瞬膜肥大はあったのですが出血は初めてで驚きました。そういう時に限って、休診日だったりするのがつらいところです。院長先生にそのお話をした所、休診日であっても緊急時ならば連絡を下さいとのこと。すごくありがたいです。

バフは体調不良がすぐ左目に出ます。癌は表面的には見えませんが、身体の内側ではびこっているんじゃないかなあと思う。抗がん剤で抑えていても、どこかしら悪さをするものがいてそれが目に顕著に表れる。癌の進行、目の悪化どちらも私は恐れています。これ以上に目が悪化したらどうなるのか。。。心配です。

我が家のごはん事情

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ドッグフードは、以前「NOW」というブランドを与えていたのですが ここ数カ月は「フィッシュ4ドッグ」にしています。2~3カ月に一度大袋サイズを購入し、小分けしたものをケースに入れ冷蔵庫保存しています。食いつきは「NOW」も「フィッシュ4ドッグ」も変わらないかなあ。我が家は2匹に与えているのですが、面白いことに数カ月前フィラリア検査の際にした血液検査の結果が2匹共ほぼ同じでした。

今、バフは抗がん剤治療中なので血液検査の数値は変化していますが。やはり身体は食べ物で作られるんだなあと思いました。

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ミッシングリンク(画像/右)という粉状のサプリメントは、ドッグフードでは補えない必須脂肪酸や酵素を与える為に。馬のアキレス(画像/左)は2匹の大好物です♪

サプリメントに対する私の考え方ですが、癌であることや病気をなんとかする為に。。。ではなく、普段から健康な身体を維持する為に何が必要なのか?という視点で選んでいます。なので、リンパ腫ではなくとも与えていたと思います。

7/18 動物病院に

7/17が本来ならば通院日だったのですが、台風の為 翌日に延期してもらいました。が!逆に交通網が大混乱で。。。病院へ行くのも帰るのも大変でした。駅で待てども1時間電車が来ず。。。道路は大渋滞。そんなこんなで、疲れ果てて家路に。今度から台風の日には思い切って行く方がいいような気がしてきました。

バフのリンパ腫ですが、しこりが少しへこみました。週一回の抗がん剤と併せてプレドニゾロンというステロイド剤の飲み薬を与えているのですが併用がバフには効いているように思えます。今回は、多尿の副作用がある抗がん剤でした。バフ自宅まで我慢できずおもらしをして、毛がビチョビチョに。。。この抗がん剤の日は、きちんと時間通りに病院へお迎えに行くことと、すぐに病院から出しておしっこをさせる事が重要です。教訓!!

再燃

今日もバフとモモを連れて(モモは単に乗車のみ)動物病院へ。相変わらず目薬を挿し続けても目の充血がとれないことを院長先生に伝える。触診の結果、耳下腺近くのリンパ節にしこり有。念のため、細胞診をしてもらい5分後「再燃しています。」と結果が告げられた。

バフは昨年の9月末~今年の3月末にかけて約半年の抗がん剤治療をしました。今年4月~現在にかけて寛解状態でした。つまり寛解はわずか三カ月程ということになります。先生も「3カ月は早い方やと思います」とおっしゃってました。1年以上持つ子もいれば、半年で再燃する子もいる。そういう基準で言えば早い方。

私も1年以上、少なくとも半年は寛解を維持してくれるもんやとばかり思っていました。ただ、先月の22日辺りから何となくバフの状態がおかしいなあ(再燃してそう。もしくは再燃しかけている)と感じ始めていたのも事実ですし、その事を院長先生に何度となく伝えていました。院長先生も、その雰囲気をくみ取ってくれていました。

今回の再燃に関しても「飼い主さんの、おかしいなあと思う勘はあたるんです」と。

2クール目は、1クール目に比べ抗がん剤の効きが悪くなると言われているそうです。何より薬の投与制限もありますし(バフの場合も、使えなくなる抗がん剤が出てきます)限られた条件の中で、どれくらい体力が持ってくれるか、、、が勝負になるかと思います。

実際、今日も帰宅後ダウンしていますし。

でもね、前を向くしかないので先生に当面の抗癌剤スケジュールを立ててもらい(お盆休み等も予め教えてもらいました)同時に自分のスケジュールをおさえました。しばらくの間は1週間毎の通院になります。

スペシャル抗がん剤

抗がん剤治療は先週でとりあえず終了しましたが、今日は撮りだめていた写真を紹介。

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お値段も効果も2倍!!のスペシャル抗がん剤をした時に撮った写真です。この抗がん剤は1時間かけて、じっくりと薬剤を入れる点滴タイプになります。大体この抗がん剤をした日は、バフの足に包帯が巻かれます。

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長毛に包帯の姿は、そうめんを束ねている紙のようにも見えます。私は、このお姿を別名「揖保乃糸」と呼んでます。

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スペシャル抗がん剤は、血管外に決して漏らしてはいけない薬剤らしくて(皮膚が壊死してしまう)毎回、獣医師が横でしっかりと漏れがないか見張ってくれているようです。

そんな恐ろしい!?抗がん剤とは裏腹に当の本人は平然としてます。

抗がん剤治療 1クール終了

今日で6カ月に渡るバフの抗がん治療が一通り終了しました。
長かった~!!!

経過観察ということで2週間後にまた病院へ行く予定です。
私、次回病院に行く時は1か月後かなーと密かに思ってました。

経過観察も抗がん剤治療で通院しているペース(2週間に1回)と変わらないのは正直少ししんどいなあと感じます。
結局のところ、経過観察を含めた一連の抗がん剤治療とは飼い犬と飼い主 両方の忍耐力にあるなあと思いました。費用・時間・体力・精神面の負担は、その子が亡くなるまでかかる。動物の場合、リンパ腫の完治は難しくて延命治療という意味合いでの抗がん剤治療だ。

その事だけを頭の中から抜き出して考えると、今おかれている状況に茫然となってしまうけど。

だけど、この子を我が家に迎え入れた限り死ぬまで面倒をみようと思ったのは間違いなくて、今後も気持ちが変わることはない。何より、今もこうして元気な姿でいてくれることは何にも耐えがたい幸せに感じる。

う~ん、考えるときりがないから、また明日から色々とパワーを養って2週間後の通院に備えることにします。

3/10通院日 

今日は動物病院へ

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<画像/ペットタクシー乗車中のバフ>

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<画像/同じくモモ>

本日はバフだけでなく、同居犬モモも同じ病院へ連れて行きました。
今回モモを連れて行った目的は目を診察してもらいたかった為です。
4年前に他院で白内障&緑内障と診断されたのですが、その後なかなかいい先生に出会えず。いい目薬にも出会えず。そのままにしてしまっていたからです。
親身に診察して下さって長年の胸のつかえがとれました。
癌にしても、目の疾患にしても 大きな病気の場合は病院選びって難しいですね。

最終的に思うことは、どれだけ獣医師がオーナーや患畜と一緒になって原因を探ったり可能性を模索したり出来るかが病院選びのポイントになるかなーと感じます。そういう姿勢ってオーナーは敏感に察知しますから。

最新の設備がいくら揃っていても、どれだけ立派な建物の病院でもその一言に尽きると思います。

さてさて!バフの抗がん剤治療は、再来週で最後となりました。まだまだ油断はできませんが約6カ月に渡る治療がひとまず終了します。ちょっとだけホッとしたせいか、今日はとても眠いです。